MENU
サイト無料診断実施中

\ご質問やオンライン商談を希望の方はこちら/

お問い合わせ・資料請求

\サイトの弱点を知りたい方はこちら/

サイトの無料スピード診断

Webサイト脆弱性診断の完全ガイド|重要チェック項目TOP10とツール

Webサイト脆弱性診断の完全ガイド|重要チェック項目TOP10とツール

Webサイトを運営する上で、「診断」という言葉からまず思い浮かぶのはSEOかもしれません。

しかし実際には、集客を狙うSEOと安全を守るセキュリティ、この両方の視点から定期的にサイトを点検する必要があります。

アスクルのような大手企業ですら、ランサムウェアの被害で長期間にわたって出荷が止まってしまった事例を見れば、サイバー攻撃への対策がもはや経営課題の一つだと理解せざるを得ません。

編集者masayuki

この記事では、Webサイトのセキュリティ状態を測る「脆弱性診断」に焦点を当ております。

開発者やサイト運営者が最低限押さえておくべきセキュリティチェックの重要項目TOP10を詳しく解説し、無料で使えるツールの活用法やWordPress特有の注意点も紹介していきます。あなたのサイトをより堅牢にするための、具体的な道筋が見えてくるはずです。

Webサイト診断・ホームページ診断とは?SEOとセキュリティの違い
目次

Webサイト診断・ホームページ診断とは?SEOとセキュリティの違い

Webサイトの診断には、大きく分けて「SEO診断」と「セキュリティ診断」という2つの軸があります。これは車に例えるなら、エンジンとブレーキのような関係です。エンジンが集客や機能を担い、ブレーキやエアバッグが安全と信頼を守る。どちらか一方でも欠ければ、Webサイトは正常に走り続けられません。

SEO判断の一部として、サイトスピードがありますが、そちらを調べたい場合なら弊社のTOPから計測できますので、ご活用ください!

集客にお困りのサイトは
エレベストSEOにおまかせください

エベレストSEO

エベレストSEO

\ご質問やオンライン商談を希望の方はこちら/ お問い合わせ・資料請求
\サイトの弱点を知りたい方はこちら/ サイトの無料スピード診断

集客と安全の両立が不可欠な理由

SEO診断は検索順位を上げたり、ユーザーの使い勝手を良くしたりして、売上を伸ばすための「攻め」の施策です。

対してセキュリティ診断、つまり脆弱性診断は、情報が漏れたりサイトが改ざんされたりするのを防ぎ、企業の信頼を守る「守り」の施策といえます。どんなにSEOで集客できても、サイトが改ざんされてしまえば信頼は一瞬で失われてしまいます。

診断内容を整理すると、次のように対比できます。

項目SEO診断(攻め)セキュリティ診断(守り)
主な目的集客、CV率向上、UX改善安全性確保、情報保護、信頼維持
チェック内容検索順位、表示速度、被リンク脆弱性、設定ミス、改ざん検知
代表的ツールAhrefs, Semrush, GSCAstra, PurpleSec, OWASP ZAP

健全なサイト運営には、この2つの視点を統合した「Webサイト診断」が欠かせません。

関連記事:【無料診断付】SEO対策のプロに相談!伸び悩むサイトを改善する手順

Webサイト脆弱性診断(セキュリティ診断)が重要な理由

現代のビジネス環境で、脆弱性診断をしないままサイトを運営するのは、店の鍵をかけずに営業しているようなものです。サイバー攻撃の手口は日々進化しており、セキュリティホールを放置すれば、企業の存続に関わる事態を招きかねません。

アスクルの事例に見るビジネスへの甚大な影響

2025年に起きたアスクルのランサムウェア被害は、Webサイト運営のリスクを改めて浮き彫りにしました。被害の中心は物流システムに及び、サービスが止まったり遅延したりする影響は極めて深刻でした。

売上高は前年同月比で95%も減少しています。商品の受注や出荷がストップしたためです。影響は自社だけに留まらず、配送業務を委託していた無印良品やロフトといった企業のECサイトも一時停止に追い込まれました。顧客情報や仕入先の情報が漏洩した可能性があるだけでなく、被害額の集計すら困難で、中間決算の発表を延期せざるを得なくなりました。

たった一つの脆弱性が自社だけでなく取引先まで巻き込み、経営そのものを揺るがす。「うちは大丈夫」という思い込みこそが、最も危険なのです。

関連記事:アスクル サイバー攻撃で売り上げ95%減

【保存版】Webサイトセキュリティチェック重要度TOP10

ここからは、Webサイトを構築・運用する際に絶対に外せない技術的なチェックリストTOP10を見ていきます。開発者やWeb担当者は、自社サイトでこれらの項目が実装されているか確認してみてください。

【1】入力値のエンティティ化と無害化

ユーザーから送られてくる入力データは、すべて「悪意がある可能性がある」と想定して扱う必要があります。データベースを操作する場面では、SQLインジェクションを防ぐためにプリペアドステートメントを使いましょう。HTML表示の際には、特殊文字を無害化するエスケープ処理を徹底し、予期しないスクリプトが実行されないようにします。

【2】認証の強化とパスワード管理

管理者権限やユーザーアカウントを守るには、認証機能の強化が必須です。パスワードは必ずハッシュ化して保存し、平文で管理するのは絶対に避けてください。総当たり攻撃を防ぐためのレートリミット設定や、管理画面のURLを推測しづらいものに変更するのも有効な手段です。

【3】セッション管理の適正化

ログイン状態を維持するセッションIDは、第三者に盗まれないよう保護しなければなりません。セッションIDをURLに含めない設定にし、CookieにはHttpOnly属性とSecure属性を付けてください。これだけでも、JavaScriptによる盗用や盗聴のリスクを大幅に減らせます。

【4】XSS(クロスサイトスクリプティング)対策

XSSは、悪意あるスクリプトを埋め込まれ、ユーザーのクッキー情報などを盗まれる攻撃です。掲示板やコメント欄など、ユーザーが投稿した内容を表示する箇所では、必ずエスケープ処理を施してください。WYSIWYGエディタを使う場合も、入力できるタグを厳格に制限しましょう。

【5】CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)対策

CSRFは、ユーザーが意図しない操作、たとえば勝手な投稿や購入などを強制させる攻撃です。これを防ぐには、フォーム送信時に使い捨てのトークンを発行し、正規の画面からのリクエストかどうかを確認します。CookieのSameSite属性を適切に設定するのも効果的です。

【6】ファイルアップロードの制限

画像などをアップロードできる機能は、攻撃者にとって格好の入り口になります。実行ファイル(.exeや.phpなど)がアップロードされないよう、拡張子やMIMEタイプで制限をかけましょう。保存時はファイル名をランダム化し、アップロード先のディレクトリでスクリプトが実行できないよう権限を設定してください。

【7】重要情報・機密情報の管理

APIキーやデータベースのパスワードといった機密情報を、ソースコードに直接書き込んではいけません。.envファイルなどの環境変数で管理し、外部からアクセスできないよう権限を設定します。また、詳細なエラーメッセージを画面に表示させないことで、システム内部の情報が漏れるのを防げます。

【8】HTTPS化と通信保護

Webサイトの全ページを常時SSL化(HTTPS)し、通信を暗号化するのは今や当然です。HTTPとHTTPSが混ざる「混在コンテンツ」を排除し、最新のTLSバージョンを使うようサーバーを設定してください。これはセキュリティだけでなく、SEO評価にも影響します。

【9】人的・運用面の対策とログ監視

技術的な対策だけでなく、人による運用ルールも重要です。アカウント乗っ取りを防ぐために2要素認証を導入し、パスワードの使い回しを禁止しましょう。アクセスログやエラーログを適切に保存・監視することで、不審な動きを早期に見つけられます。

【10】バックアップと復元の手段

万が一、ランサムウェアなどでデータが破壊されてしまった場合、定期的なバックアップが命綱になります。バックアップデータは本番環境とは別の場所(オフラインや別のリージョン)に保管してください。さらに、実際に復旧できるかどうかのリストアテストを定期的に行うことが大切です。

Webサイト脆弱性診断ツール(無料・有料)の活用

手作業でのチェックには限界があるため、脆弱性診断ツールの導入をおすすめします。ツールには無料のものと有料のものがあり、それぞれの特徴を理解して使い分けることが大切です。

無料ツールと有料ツールの違い

無料ツールは手軽に使える反面、検出できる範囲が限られていたり、誤検知が混じったりすることがあります。一方、有料ツールや専門ベンダーによる診断は、網羅性が高く、詳しいレポートや改善のサポートも受けられます。

特徴無料ツール (例: OWASP ZAP)有料・ベンダー診断 (例: Astra)
コスト無料数万円〜数百万円
手軽さ導入に知識が必要な場合あり導入サポートあり
精度誤検知の可能性あり高精度・網羅的
サポートなし(コミュニティ依存)専門家のアドバイスあり

また、Google Search Consoleは、サイトがマルウェアに感染していないかなど、重大なセキュリティ問題を検知してくれるので、必ず登録しておきましょう。

おすすめの無料診断ツール

Webサイト脆弱性診断ツール(無料・有料)の活用
おすすめの無料診断ツール

上記は弊社の無料サイト診断で見られる結果になります。

ここの技術上の信頼性・安全性が低い場合は、一度しっかりと分析したほうがいいかもしれません。

編集者masayuki

合格点は90点以上です。是非参考にしてください。合格点が出なかった場合は、お気軽に弊社の無料相談に!以下のリンクから1分で診断可能です。

集客にお困りのサイトは
エレベストSEOにおまかせください

エベレストSEO

エベレストSEO

\ご質問やオンライン商談を希望の方はこちら/ お問い合わせ・資料請求
\サイトの弱点を知りたい方はこちら/ サイトの無料スピード診断

WordPress脆弱性診断のポイント

世界中で使われているWordPressは、そのシェアの高さゆえにサイバー攻撃の標的になりやすいプラットフォームです。WordPress特有の診断ポイントを押さえ、適切な対策を取る必要があります。

プラグインとテーマの厳格な管理

WordPressの脆弱性の多くは、古いバージョンのプラグインやテーマから狙われます。更新通知を常にチェックし、コアファイルも含めて最新の状態に保つのが基本です。また、使っていない不要なプラグインは停止するだけでなく、サーバーから完全に削除しましょう。

セキュリティ専用プラグインの活用

SiteGuardやWordfenceといったセキュリティプラグインを導入すれば、ログイン試行回数の制限や不審なアクセスのブロックができます。ただし、プラグインを入れすぎるとサイトが重くなるので、必要な機能を見極めて導入してください。

診断で見つかった脆弱性への対応と運用

診断はあくまでスタート地点にすぎず、見つかった課題への修正、つまり運用保守こそが本当に重要です。診断結果を放置せず、優先順位をつけて対応していく必要があります。

継続的なセキュリティサイクルの確立

脆弱性が発見されたら、社内の開発チームや制作会社と連携して、速やかにパッチを適用したりコードを改修したりしてください。

Webサイトは生き物のようなもので、日々新しい脆弱性が発見されます。一度きりの診断で満足せず、定期的に再診断と修正のサイクルを回すこと、たとえば侵入テストやペネトレーションテストを定期的に実施することが、サイトの安全を守り続ける唯一の方法です。

Webサイトのセキュリティに不安はありませんか?

サイバー攻撃のリスクは、企業の規模に関係なく存在します。「自分のサイトは大丈夫」という油断こそが、最大の脆弱性かもしれません。

まずは、今回紹介したTOP10項目をチェックリストとして使い、現状を把握することから始めましょう。もし技術的な判断が難しかったり、より詳しい診断が必要だったりする場合は、専門家による脆弱性診断サービスの利用を強くおすすめします。

安全なWebサイト運営は、顧客の信頼を守り、ビジネスを成長させるための投資です。今すぐ、サイトの点検を始めましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

ご質問やオンライン商談を希望の方はこちら

お問い合わせ
資料請求

サイトの弱点を知りたい方はこちら

サイト
無料スピード診断
目次