Googleマイビジネスで複数店舗を登録して管理する方法を解説

「Googleビジネスプロフィールで複数店舗を登録する方法がわからない」

「店舗数が多いので、効率よく管理したい」

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）は、ビジネスオーナーが自分の店舗情報をGoogle検索やGoogleマップに表示させるために効果的な無料ツールです。

適切に登録することで、地域の顧客に認知されやすくなり、集客につながる施策です。しかし、複数店舗を運営している場合、それぞれの店舗情報をどのように登録、管理するのか悩む方も多いでしょう。

本記事では、複数店舗を効率的に登録し、管理する方法を初心者にもわかりやすく解説します。

店舗数が多くても、これらの手順を踏むことでスムーズな登録が可能です。Googleビジネスプロフィールを活用して、あなたの店舗をより効果的に管理し、集客力を高めましょう。

Googleマイビジネスで複数店舗を登録する方法

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）で複数店舗を登録するには、店舗数により方法が異なります。

店舗数	1〜9店舗の場合	10店舗以上の場合
登録方法	Gmailアカウントで登録可能1店舗ずつ登録する必要がある2店舗目以降は「新しいビジネスプロフィールを追加」から進める	一括登録が可能登録手順は後述します

本章では、10店舗以上の複数店舗を一括で登録する方法を詳しく解説します。

1. GoogleアカウントをWebサイトのドメインと同じアドレスで作成する
2. ビジネスグループの作成
3. インポート用のテンプレートをダウンロード
4. テンプレートへの入力とアップロード
5. オーナー確認

5つのステップを順番にわかりやすく解説しますので、実際の操作と照らし合わせながら進めてみてください。

1.GoogleアカウントをWebサイトのドメインと同じアドレスで作成する

10店舗以上の複数店舗をGoogleビジネスプロフィールに一括登録するには、Webサイトのドメインと同じメールアドレスでGoogleアカウントの作成が必要です。

たとえば、Webサイトのドメインが「https://aaabbbccc.com」の場合、Googleアカウントに使用するメールアドレスも「info@aaabbbccc.com」のように、Webサイトのドメインと一致させる必要があります。

スタッフが持つプライベートなメールアドレスでは「一括登録の申請」ができないため、必ず会社や店舗の公式アドレスを使用してください。

アカウントの作成は、Googleアカウントの作成画面で「現在のメールアドレスを使用」を選択し、適切なメールアドレスを入力すれば作成できます。

2.ビジネスグループの作成

Googleビジネスプロフィールで複数店舗を管理する際は「ビジネスグループ」の作成が重要です。

ビジネスグループの作成により複数人での管理が簡単になります。たとえば、営業時間の変更や写真の更新などを、グループ内のメンバーで共同で行えるようになります。

ビジネスグループの作成手順は以下の5ステップです。

1. Googleビジネスプロフィールの管理画面にアクセス
2. 左メニューの「ビジネスグループを作成」をクリック
3. グループ名の入力
4. 「作成」をクリック
5. ビジネスグループが完成

グループ作成後、管理者として追加したいメンバーのメールアドレスを入力します。

入力されたアドレス宛に認証メールが送られ、認証が完了すれば、そのメンバーも管理者としてグループに参加できるのです。

ビジネスグループの作成により、効率的な店舗管理が可能になります。

3.インポート用のテンプレートをダウンロード

複数の店舗をGoogleプロフィールに一括登録するためには、Excelで店舗情報をまとめ、データをビジネスアカウントにインポートするための準備が必要です。

まずは、インポートする際に必要な、インポート用のテンプレートをダウンロードしましょう。

ダウンロードの手順は、以下の通りです。

1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を開く
2. 「ビジネス情報を追加」を選択
3. 「ビジネス情報をインポートする」をクリック
4. ファイルをインポートする画面が表示される
5. 「テンプレートをダウンロード」または「サンプルスプレッドシートをダウンロード」をクリック
6. テンプレートを取得できる

テンプレートを使うことで店舗情報を効率的に整理し、一括登録が可能です。ぜひダウンロードして作業を進めましょう。

4.テンプレートへの入力とアップロード

テンプレートのダウンロードが完了したら、いよいよテンプレートに店舗情報を入力していきます。

「サンプルスプレッドシート」をダウンロードし、参考にしながら入力するとスムーズです。

店舗名、住所、電話番号、営業時間、カテゴリなどの必須項目を正確に入力しましょう。

店舗コードは、後から店舗を特定する際に役立つため、任意での設定をおすすめします。

テンプレートに情報を入力したら、以下の手順でアップロードしましょう。

1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を開く
2. 「ビジネス情報を追加」を選択
3. 「ビジネス情報をインポートする」をクリック
4. 「ファイルを選択」をクリックして、作成したCSVファイルを選択
5. 「インポート」をクリック

入力に不備があるとエラーメッセージが表示されます。指摘された部分を修正して再度アップロードしましょう。これで、店舗情報の一括登録が完了です。

参考：ビジネス プロフィールで使用する一括アップロード用スプレッドシートを作成する方法

5.オーナー確認

10店舗以上の店舗情報をGoogleビジネスプロフィールに一括登録した後、オーナー確認も一括で行えます。オーナー確認を一括でおこなう手順は以下の通りです。

1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を開く
2. ビジネス名の横の「オーナー確認を行う」をクリック
3. 「チェーン」を選択
4. 必要事項を入力
5. 確認リクエストを送信

確認リクエストを送信すると、オーナー確認のプロセスが開始されます。

オーナー確認が完了すると、すべての店舗が正式にオーナーとして登録され、管理が可能になります。オーナー確認が完了するまでには、約1週間ほどかかると覚えておきましょう。

まとめ

Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）で複数店舗を登録する方法について解説しました。登録方法は、店舗数により異なります。

• 10店舗未満の場合：手動で一つずつ登録することで、各店舗の情報を細かく設定できる
• 10店舗以上の場合：テンプレートを使用した一括登録が便利で、多くの店舗を短時間で登録可能

10店舗以上を一括登録する場合には、Webサイトと同じドメインのGoogleアカウントの作成が必要です。

次に、ビジネスグループを設定し、テンプレートに店舗情報を入力してアップロードします。

ビジネスグループの活用により、複数人での効率的な管理が可能となり、時間を大幅に節約できるのも大きなメリットです。最後にオーナー確認を行い、すべての店舗を正式に運営、管理できるようになります。

Googleビジネスプロフィールは、店舗の認知度向上に欠かせないツールです。積極的に利用し効果を最大化させ、集客向上につなげましょう。

さらに詳しいMEO対策についてはaidaimへ、お気軽にお問い合わせください。