サイトのアクセス数を調べる無料解析ツールを紹介!サイトの改善策を導き出すツールも!
「無料でサイトの訪問者数を知る方法は?」
「他のウェブサイトの訪問者数と比較したい」
「自社サイトの改善策を探している」
アクセス数やPV(ページビュー)数がわからないと、サイトの実際の人気や影響力を正確に把握するのが難しいです。また、どの部分を改善するべきなのかもわからないのではないでしょうか。
本記事では、無料で使えるアクセス解析ツールを紹介しています。さらに、分析結果を基にウェブサイトを効果的に改善するためのツールについても解説しています。
PV数を調べたいと考えているWEB担当者の方にとって、参考になる内容です。ぜひ最後までご覧ください。
サイトのアクセス数を調べる意味は?
アクセス数とは、ユーザーによるWebサイト(ページ)の訪問・閲覧数を指します。
アクセス数の増加は、見込み客や売り上げの増加の可能性を示す重要な指標です。「アクセス数」には複数の指標があり、主なものとして以下の3つがあります。
- セッション数
- PV(ページビュー)数
- ユーザー数
集客から販売までの仕組みが整っている場合、アクセス数の推移を監視すると、売り上げの予測も行えるようになります。
ビジネスを運営する際、自社のサイトだけでなく、競合のアクセス数の調査が必要です。なぜなら、競合のデータが自社のサイト改善の参考となるからです。
適切な指標選びと継続的な分析を行い、サイトの最適化を進めていきましょう。
サイトのアクセス数を調べる無料ツールは?
自社のホームページやブログのアクセス数を知ることは、サイトの運営や最適化において非常に重要です。
無料で利用できるアクセス解析ツールが多数存在するため、本章で詳しく紹介します。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
- FC2アクセス解析
- 忍者アクセス解析
- アクセス解析研究所
- WordPressプラグイン
- iPhoneなどスマホ
- 他社サイトのアクセス数を調べる無料ツール
アクセス解析には、少し知識も必要です。しかし、手軽にアクセス数を把握できるため、ぜひ利用してみましょう。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。ホームページやブログのアクセス数、滞在時間、離脱率、アクセス端末の種類といった多岐にわたるデータを分析できます。Web運営者が初めに取り入れるべきツールと言ってもよいでしょう。
Googleアナリティクスを利用するには、Googleアカウントの取得(無料)が必須です。初期設定後、ホームページとの連携を行うと解析が開始されます。
さらに、ユーザーの年齢、性別、興味、地域などの詳細データや、個々のページのアクセス状況も把握可能です。特に、コンバージョンを設定して企業のKPI(重要業績評価指標)に合わせた分析も行えるのが特長です。
ただし、設定やデータの解釈にはある程度の専門知識が求められます。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleが提供する無料のSEO専用解析ツールです。
Googleサーチコンソールは、以下のような主にサイトの流入前の情報データを分析します。
- 検索キーワードのクリック数
- 表示回数などの検索パフォーマンス
さらに、以下のようなデータの確認も可能です。
- 外部リンクのランキング
- 内部リンクのランキング
- モバイルユーザビリティ
- サイトリンク検索ボックス
Googleアナリティクスとは異なり、クローラー(検索ロボット)とのコミュニケーションをサポートします。両ツールをセットで利用すると、より詳細なサイト解析が行えるため、組み合わせての利用がおすすめです。
FC2アクセス解析
FC2アクセス解析は、無料でありながら高機能を誇るアクセス解析ツールとして多くのユーザーに支持されています。
サイトに解析タグを簡単に貼り付けるだけで、最長4ヶ月間、最大120ページの詳細なデータを確認できます。
わずらわしい広告はなく、シンプルなアイコン表示のみで利用できる点は魅力です。
さらに、ソーシャル解析でトレンドのキーワードを掴み、アクセス向上のサポートを果たします。HTTPS対応、リアルタイム解析、モバイルやリンク先の調査も可能なこのツールは、サイト運営者の強力な味方です。
忍者アクセス解析
「忍者アクセス解析」とは、無料で全機能を利用可能なアクセス解析ツールです。
アクセスログ保存期間が最大4ヶ月あるため、過去のユーザーの動向やサイトの人気傾向を長期間にわたって分析できます。
利用は簡単で、HTMLにソースコードを貼るだけです。忍者アクセス解析は「リアルタイム」でのアクセス状況を把握できるため、その瞬間のユーザーの動きや行動を確認できるでしょう。また、スマホやタブレットの利用状況や機種名までを詳細に解析可能となっています。
無料版を使用する際は、サイト上にバナーを掲載する必要があります。しかし、このバナーは目立ちにくいデザインになっており、サイトの見た目を大きく損なうことはありません。広告が表示されない有料版も用意されているため、ビジネス利用にも適しているでしょう。
アクセス解析研究所
アクセス解析研究所は、ユーザーの居場所を可視化できる業界トップクラスの無料アクセス解析ツールとして評価されています。
広告表示の必要がないため、邪魔なバナーなしで利用が可能です。高度な機能として「クロスドメイン解析」や「日本語ドメインの解析」を始め、クリックや相互リンクの分析も行えます。
気になるユーザーを特定して追跡する独自の機能もあり、詳細なビジタープロフィールを「プロフ帳」として管理できます。解析結果はスマホでも快適に確認でき、ユーザビリティも考慮されています。
アクセス解析研究所を使えば、、ユーザーの動向や傾向を手軽にかつ詳細に把握できるでしょう。
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WordPressプラグイン
WordPressでサイトを運営している方にとって、アクセス数の把握は大切です。
手軽にアクセス数だけを知りたい方は、以下の3つのWordPressプラグインの利用がおすすめです。
これらは、無料で使える代表的なプラグインとして知られています。プラグインをいれるだけで、簡単にサイトの訪問者数をチェックできます。
詳しい使い方や設定方法については、各プラグインの公式サイトや関連記事で調べてみてください。
iPhoneなどスマホ
スマホを活用してホームページのアクセス数を確認する方が増えています。特にiPhoneの場合、以下のアプリを使用すれば、手軽にアクセス数をチェックできます。
- Googleアナリティクスアプリ
- Jetpack(WordPressアプリ内で)
- UserLocal(スマホに特化した無料解析ツール)
もちろん、スマホのブラウザ(クロームやサファリなど)を利用して直接サイトへのアクセスも可能です。しかし、スマホに最適化されていない画面表示が多く、操作が難しいため、アプリ利用か、タブレットなどの大きめの端末での確認がおすすめです。
他社サイトのアクセス数を調べる無料ツール
他社のホームページやブログのアクセス数を知りたい時「SimilarWeb」は大変便利な無料ツールです。
SimilarWebで調査できる内容は以下の通りです。
- 他社サイトのアクセス数
- 平均滞在時間
- 直帰率
- 流入経路
- 上位検索キーワード
利用方法は以下の2ステップで簡単です。
- サイトにアクセス
- 確認したいURLを入力
ただし、アクセス数が少ないサイトはデータ表示が制限される場合があります。
SimilarWebの無料版で提供されている機能でも、十分に競合サイトの動向を把握できます。さらに詳細な分析や業界の動向を知りたい場合は有料版の導入を検討するとよいでしょう。
Googleanalyticsと合わせて使いたい無料解析ツール
Googleアナリティクスをさらにパワーアップさせたいなら、以下の無料解析ツールとの併用がおすすめです。
- AIアナリスト
- USERHEAT
- FAROREPORT
これらのツールをGoogleアナリティクスと組み合わせれば、サイトの最適化をより効果的に行えます。
順番に解説しますので、みていきましょう。
AIアナリスト
「AIアナリスト」は、アクセス解析を自動で行い、サイトの問題点や改善項目を教えてくれる先進的なツールです。
特に以下の2つの機能は優秀です。
- 伸びしろ発見:AIが自動的にWebサイトの分析を行い、改善方針を明確なデータと共に提案してくれる
- 変化報告:サイトの重要な変動があった際には報告してくれる
これらの機能を活用すれば、サイトの成果を一段と引き上げられます。手間なく最適化の方向性を掴めるでしょう。
さらに、Googleアナリティクスとの連携や、効率的な報告書作成機能も魅力です。
USERHEAT
「USERHEAT」は、Webサイトのユーザー動向を色でビジュアル化するヒートマップ解析ツールです。ヒートマップとは、ウェブページ上のユーザーの行動を色の濃淡で視覚的に示すツールです。
USERHEATでは、以下の5種類のヒートマップが提供されています。
- 熟読エリア
- クリックエリア
- 終了エリア
- マウスムーブ
- 離脱エリア
ページのどの部分が注目されているか、どこで離脱しているかなどが一目でわかります。
月間30万PVまで無料で利用でき、PCからスマホまで幅広く対応しています。分析結果をもとにサイト改善を検討する方に最適なツールと言えるでしょう。
FAROREPORT
FAROREPORTは、Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを基に、わずか1分でアクセス解析レポートを自動作成する無料ツールです。
Web担当者が社内でデータを報告する際の時間を大幅に削減し、業務の効率化を実現します。
訪問者数、PV数、滞在時間、直帰率、CV数、CV率などの基本指標から、ECサイト特有のカテゴリにも対応しています。
日別売上やカテゴリ別売上なども網羅的に分析できるため、特に、ECサイトの運営者におすすめのツールです。
まとめ
無料で使えるサイトアクセス解析ツールについて解説してきました。
サイト運営を行ううえで、アクセス解析は重要です。なぜなら、サイトの訪問者の動きを知れば、ユーザーニーズや改善点を正確に把握でき、サイトの品質向上やコンバージョン率の増加を期待できるからです。
本記事では、以下8つの無料アクセス解析ツールを紹介しました。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
- FC2アクセス解析
- 忍者アクセス解析
- アクセス解析研究所
- WordPressプラグイン
- iPhoneなどスマホ
- 他社サイトのアクセス数を調べる無料ツール
アクセス解析には、少し知識も必要となります。しかし、サイト運営には必要となるため上記のツールを利用し、自社サイトのアクセス数を調べてみましょう。
また、アクセス解析だけでなく、ヒートマップやユーザーの行動をトラッキングするツールの併用もおすすめです。多彩な機能を持つツールを組み合わせ、より詳細な分析を行いましょう。
ウェブサイトを運営する際、常にユーザー目線を忘れずに、データに基づいた改善を心掛けてください。アクセス解析を活用し、サイトを日々アップデートさせ、ユーザーにとってより価値あるコンテンツを提供しましょう。