病院のSEO対策をやるべき理由は?【具体的な対策方法も解説】
- 病院を経営しているけど、来院数を増やすことができていない
- これからSEO対策をしていきたいが、何をやれば良いのか分からない
- 病院がSEO対策でやるべきことを知りたい
上記のような悩みに
元病院にて経営推進課の責任者を務め、人間ドックの集客をSEO、MEO、PPCにて昨対比233%の売り上げアップを実績をもつSEMコンサルが詳しく説明します!
病院を経営している方で、来院者数が増えないと悩んでいる方も多いでしょう。しかしながら、どのようにして来院者数を増やせばよいのか分からない方も多いはずです。
そこで本記事では、病院の来院数を増やすためにコストパフォーマンスに優れた「SEO対策」について解説しました。
SEO対策をやるべき理由や注意点、やるべきことについてまとめています。
これから病院の来院者数を増やしたいと考えている経営者の方は、是非最後までご覧ください。
病院がSEO対策をやるべき理由
それでは、病院がSEO対策をやるべき理由について解説します。
お問い合わせが増える
SEO対策を行うことで、悩みを抱えているユーザーをサイトに取り込むことができます。
悩みを抱えているユーザーを取り込むことができれば、疑問・不安を解決するためにお問い合わせされる可能性を上げることが可能です。
特におすすめは、疾患ごとのSEO対策となります。
2次救急以上の病院とクリニックで対策は異なりますが、例えば人工関節のオペ件数が多いなどの実績などをお持ちの場合は、疾患に特化したサイト構造にて集客することが可能です。
自社の強み、そして病院の場合は、利益率の計算が非常に難しくはありますが、粗利の高い疾患の関連キーワードなどを狙ったサイトにするのも手法の一つです。
認知拡大が期待できる
SEO対策でサイトが検索上位に上がることにより、ユーザーへの露出が増え認知拡大が期待できます。
来院者数が少ない病院の多くは、そもそもユーザーに認知されていないというケースが多いです。
どれだけ良い病院だとしても、ユーザーに認知されなければ来院者数を増やせません。
認知が少ないという理由で来院者数を獲得できていないのであれば、SEO対策で露出を増やすのは非常におすすめです。
標榜診療科が多い場合は、特に強みとなっている、もしくは患者さんが集まっている科だけでも対策すると良いと思います。
資産になる
SEO対策は、集客施策の中でも資産になるため、成果が出てきたら予算を使わなくても集客できます。
例えばWeb広告などは、永遠に広告費を払わなければいけません。
しかしながら、SEO対策はサイトの検索順位が上がれば、放置していても集客ができるため、ほとんど費用が発生しません。(サーバー費用、ドメイン維持費除く。)
アルゴリズムの変動により検索順位が下がることもあり、定期的なテコ入れは必要になりますが、広告より安い費用で集客できます。
病院がSEO対策でやるべきこと
病院がSEO対策でやるべきことについて解説していきます。
- 競合サイトの洗い出し
- キーワード選定
- 検索意図を把握する
競合サイトを洗い出す
まずは自社の競合サイトがどこになるのか洗い出しましょう。
SEO対策では、競合サイトがどのように集客しているのか分析して、自社サイトの施策を検討するのが一般的です。
競合サイトの選定を間違えると、自社サイトが本当に行わなければいけない施策が見つからない可能性があります。
例えば病院を経営しているにもかかわらず、美容クリニックを競合サイトに入れてしまうと、ターゲットや訴求内容が異なるため、同じ施策をしても効果が出ない可能性が極めて高いです。
また、マーケティングの視点から近隣を見ていない場合、近隣がリスティング広告を出していることに気づいていないことも多いです。
実は周りには、リスティング広告やMEO対策をしている病院が居たりします。
私は中核病院の臨床検査技師兼マーケットの責任者だったのですが、すぐ近くの病院が人間ドックのgoogleリスティング広告にかなりの額を出していることに驚きました。
ちなみに、広告費が概算ですがツールにて把握することも可能です。
自社が落ちているときは、周りが力を入れていることもあります、分析と対策は必要になります。
集客につながるキーワードを選定する
SEO対策では対策するキーワードによって、獲得できるユーザーや流入数が大きく異なります。
例えば、サイトで獲得したユーザーが病院に来ないような方だと、来院につなげられません。
また、検索順位が高くても、検索されないキーワードであればサイトへの流入は期待できないです。
来院者数を増やすという目的で病院がSEO対策を始めるのであれば、集客につながるキーワードを洗い出して対策しましょう。
検索意図を把握する
サイトにコンテンツを投稿していく場合は、ユーザーの検索意図を把握しましょう。
検索意図に合うコンテンツを投稿しなければ、SEOで評価が高くなる可能性は低いです。
仮に検索順位が上がったとしても、検索意図と違う内容のためユーザーは離脱する可能性が高くなり来院に繋がりません。
SEOの評価を上げるだけでなく、ユーザーの離脱を防ぐためにも、検索意図を把握してコンテンツを作成しましょう。
関連記事:検索意図の調べ方|検索意図を知る重要性を知ってSEOを意識したコンテンツ作りを!
定期的にコンテンツを配信する
コンテンツは定期的に配信することをおすすめします。
定期的に最新情報のコンテンツを配信することで、サイトへの流入者を増やすことが可能です。
また、定期的にコンテンツを発信しているサイトの方がGoogleは評価する傾向があります。
関連記事:ブログの更新頻度はSEOに影響しない!Googleの評価をあげて上位表示されるには?
SNSを始める
SEO対策だけでサイトへの流入数を増やすのも良いですが、難易度が高いためSNSも活用しましょう。
SNSを活用することで、Googleの検索エンジンだけでなく、SNSからもユーザーを獲得できます。
流入経路が多いほうがユーザーを獲得しやすいので、SEOだけでなくSNSなど他の施策も組み合わせましょう。
関連記事:X(旧Twitter)にSEO効果はある?間接的な効果を得る方法を解説
クリニックのSEO対策とMEO対策
MEOはご存じでしょうか?Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)のことです。
クリニックのSEO対策はまずはMEO対策を先に行ったほうが良い場合が多いです。
- 安価で始められること
- 病気や不安な状態なため安易に調べてすぐに行動したいユーザーにMEOは最適
- MEO対策をしている競合が少ないため、勝ちやすく、先行者利益を獲得しやすいため
病院運営で新たにマーケティングの予算を持つのはなかなか難しいです。
そして、大きい病院の場合は、コンセンサスを得るのも非常に難しいと思います。
私も当時非常に苦労しました。
ですので、まずは安価なマーケティングで成績を出して、マーケティングの価値をわかってもらうのが一番早いです。
何か月も会議をして説明、根回し、をやるよりも10万円以下の予算は逆に通りやすいですよね。
そして、病院のMEOであるあるなのですが。
googleマイビジネスは病院オーナーが作らなくても、自動もしくは他者によって作成されることが非常に多いです。
作ってないのに、いつの間にか低評価が付いている!
なんてことにもなります。
実は当院も当時そうだったのですが。
注意点として
病院に来る人は、痛みや体調不良でネガティブになりがちです。
ですので、放置していると、どんどん低評価が集まったりしますので、できるだけ早めの対応を頂くことが重要です。
そして2次救急を行っている病院に対しても言えることですが、SEOよりも安価で対応可能なので、始めやすいという点もございます。
対策は安価になるのですが、競合分析、順位計測やキーワードの選定はやや難しいです。
弊社無料相談を行っておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
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病院がSEO対策を始める際の注意点
それでは、病院がSEO対策を始める際の注意点について解説していきます。
社内にノウハウ・リソースがないなら外注する
SEO対策はWebマーケティングの専門的な知識が必要になるだけでなく、最新のアルゴリズムやトレンドを把握する必要があります。
社内にWebマーケティングに精通している人材がいるのであれば問題ありませんが、多くの病院はSEOのノウハウがないでしょう。
初心者がいきなりSEO対策を始めても成果が出る可能性は低いため、予算に応じて外注することをおすすめします。
外注することで、プロのWebマーケターが施策を打つため成功する可能性が高くなるだけでなく、医院内のリソースも確保することが可能です。
長期的な視点で施策を考える
SEO対策で成果を出すには最低でも数カ月は必要になるため、長期的な視点で施策を考える必要があります。
そのため、すぐにでも売上を確保したいと考えているなら、SEO対策ではなく広告運用がおすすめです。
広告運用であれば、予算を使うことですぐに成果を期待できます。
これからSEO対策を始めたいと考えているのであれば、長期的な視点で考えましょう。
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まとめ
本記事では、病院の来院数を増やすために非常に効果的な「SEO対策」について解説しました。
- お問い合わせが増える
- 認知拡大が期待できる
- 資産になる
上記のメリットが良いと感じるのであれば、積極的にSEO対策は行った方が良いでしょう。
しかしながら、SEO対策は成果を出すのに最低でも数カ月は必要になるため、すぐに来院者数を増やしたい病院にはおすすめできません。
長期的な視点で集客を安定させたいと考えている企業は、SEO対策がおすすめです。