X(旧Twitter)にSEO効果はある?間接的な効果を得る方法を解説
「X(旧Twitter)はSEO対策として使える?」
「X(旧Twitter)はSEOにどんな影響を与える?」
SEO対策としてX(旧Twitter)を使いたいと考えていても、実際に効果があるのか疑問に感じている方もいるでしょう。
結論からいうと、X(旧Twitter)に直接的なSEO効果はないと言われています。しかし、間接的な効果があるのも事実です。
本記事では、X(旧Twitter)が SEOに与える間接的な効果がどういうものなのか?について解説しています。
X(旧Twitter)でのSEO対策を考えているマーケティング担当者やブロガーの方に、特に読んでいただきたい内容となっております。
ぜひ最後までお読みください。
Googleの結論「X(旧Twitter)のSEO効果はない」理由
Googleは、X(旧Twitter)などのSNSシェアには、直接的なSEO効果はないと明言しています。
X(旧Twitter)のリンクにはnofollowメタタグが設定されており、検索エンジンがリンクを評価しないよう指示されているのです。つまり、SNSのシェアによる直接的なSEO効果は期待できません。
しかし、SNS活用の間接的な効果は無視できません。コンテンツがシェアやリツイートで拡散され、それがブログ等で紹介される場合、間接的にSEO効果を上げる可能性があります。
本章では、X(旧Twitter)をソーシャルシグナルとしてSEOの評価基準に入れられない理由を解説しています。
バズリやリツイによる被リンクは増減が激しいため
SNSにおけるリツイートやバズリは、通常の被リンクと比べても格段に多いアクセス数を生み、WEBサイトへの流入数の増加につながるでしょう。
しかし、その反面、元の記事が削除された際には、その被リンクも一緒に消失します。その消失数もまた、通常の被リンクと比較して桁違いです。
バズリやリツイートによる被リンクは増減が激しくなるため、その影響力が大きすぎます。ポジティブな結果を生むこともあれば、逆効果となる場合もあると頭に入れておきましょう。
もしXに被リンク効果があるなら、X運用に注力した方がSEO対策になりますね。
運営者の意思でソーシャルシグナルが使えなくなるから
ソーシャルシグナルとは、WEBサイトやサービスがユーザー間でどれだけ共有され、関心を引いているかを判断するための指標です。
ソーシャルメディアの運営者が何らかの理由でサービスの機能を一部を非公開にしたり、突然サービスを終了したりする場合があります。
例えば、過去にX(旧Twitter)がリツイート数を非公開にしたことがありました。他にも過去に流行ったSNSで、現在は無くなってしまったものも数多くあります。
このようにSNSの仕様も適宜変更されています。
運営者の意思でソーシャルシグナルが利用できなくなる場合もあると理解し、その影響を考慮することが重要となるでしょう。
自動でSNSのシェアやイイねが生成され
SNSにおける「シェア」や「イイね」がもし自動化された場合、自演施策がやりたい放題になってしまうためです。
Google側としても、このような仕組みを評価するわけにはいきません。SEOの評価において安定性に欠けてしまいます。
自演の被リンクやりたい放題になっちゃいます。。。
X(旧Twitter)で間接的にSEOを高めるポイントとは?
X(旧Twitter)で間接的にSEO効果を高めるためには、以下のポイントが重要です。
- シェアやいいねで注目を集める
- メディアサイトなどほかのブログやサイトで紹介される
- 質の高いコンテンツ作成
シェアやいいねで拡散された記事はブログなど他のサイトで紹介されやすくなります。特に、独自ドメインを持つサイトからのリンクが増えると、SEO効果が上がります。
さらに、メディアサイトで紹介されれば、その信頼性が認められ、被リンクの増加も期待できるでしょう。
このように、露出を増やして被リンクや認知度を高めるという意味で、間接的なSEO効果が見込めます。
しかし、記事をただ投稿するだけでは意味がありません。質の高いコンテンツを作り、うまく拡散させることが大切です。
本章では、SEO効果を高めるためのX(旧Twitter)活用方法を解説しています。本記事を参考に改善していきましょう。
サイテーション獲得とサイトへの流入数上昇
サイテーションとは、Webサイト名や企業名などが引用されることを意味します。X(旧Twitter)上で、自社サイト名やサービス名などの固有名称が言及されるだけで、Googleからの評価が上がります。
X(旧Twitter)での投稿は、ユーザーの興味を引くような内容にしましょう。ツイートに興味を持ったユーザーを効果的にホームページへと誘導できるはずです。
Xの投稿に記事URLを記載することはお勧めできません。アルゴリズムの仕様上、インプレッション数が激減する傾向があります。プロフィール欄にWEBサイトのURLを設置し、誘導できるよう魅力的な投稿を心がける必要があります。
サイテーションが多いWebサイトは、ユーザーからの評価が高いとされ、間接的にSEOに良い影響を与えます。結果的にWEBサイトへの訪問者数の増加につながるでしょう。
「ハッシュタグ」を効果的に使う
ハッシュタグを使うと、同じキーワードを持つ人々とつながりやすくなります。情報収集が容易になり、企業のブランディングを強化できるでしょう。
例えば、特定のハッシュタグを使った投稿者に、ショップの特別割引を提供するなど特典をプレゼントするキャンペーンを立ち上げてみてはいかがでしょうか。企業の認知度を広げ、自社のブランドを強化する効果も期待できます。
ハッシュタグは、一覧表示で広範囲のユーザーとつながれる便利な機能です。ユーザーへのプロモーション参加を促進し、より多くのユーザーに自社をアピールできるでしょう。
プロフィールを充実させる
X(旧Twitter)のプロフィールは、あなたのブランドやサービスをより広く理解してもらうために重要なため、内容を充実させましょう。
プロフィールには、以下のような項目を入れておきます。
- WEBサイトのURL
- 提供しているサービスの内容
- サービスの利用方法
- ショップの場所や連絡先
プロフィールでは、企業名やショップ名だけでは伝わりきらない情報を、なるべく見やすく簡潔に配置するようにします。さらに、ツイート文の最後には、URLを載せるとより効果的です。
X(旧Twitter)のプロフィールを充実させ、あなたのブランドやサービスを魅力的にアピールしましょう。
抱えている悩みに対して共感できる記事を提示
記事を投稿する際は、コンセプトや使用する言葉やトーンを慎重に選び、ユーザーが共感できる内容でツイートします。
例えば、人材コンサルティング企業がセミナーを開催するなら「人付き合いがうまくいかないときの対処法」をテーマに記事を投稿します。職場などで人間関係に悩んでいる方に、悩みが解決できるイメージを持たせられれば、セミナーへと導けるはずです。
ユーザーの悩みに対して共感を示す記事を投稿すれば、自社に興味を持ってもらえる可能性が高まるでしょう。
\お気軽にLINEでweb集客無料相談実施中/
LINE登録後、いくつかの質問に入力頂ければ、担当者がご対応いたします。
チャットやzoomで相談を承っております!
X(旧Twitter)を運用するメリットとは?
X(旧Twitter)などのSNSは今日のマーケティングにとって欠かせないものです。
本記事では、X(旧Twitter)のSEO効果を最大限に引き出すために知っておくべき情報を解説します。ポイントは以下の3つです。
- 「実際の声」をクローズで収集
- 低コストで運用が可能
- 自社ブランディングの確立・認知
上手に活用すれば、より多くの人々にあなたのビジネスを知ってもらえます。順番に説明していきましょう。
「実際の声」をクローズで収集できる
X(旧Twitter)ではコメントやダイレクトメッセージ、アンケートなどを通じて、評価や口コミが収集可能なため、大いに活用しましょう。
さらに、ライブ配信を行えば、商品やサービスの紹介と並行して、リアルタイムで質問に答えられたり、意見が聞けたりとメリットがあります。
X(旧Twitter)を活用しユーザーからの「実際の声」を集め、製品開発やサイト運営の改善に活かしていきましょう。
低コストで運用が可能
X(旧Twitter)の運用は拡散性を高めて効果的に活用すれば、非常に高いパフォーマンスを発揮します。ユーザーが興味を持つコンテンツを投稿し、フォロワーを集めていきましょう。
高スペックのパソコンや難解なコードが不要なため、手軽に始められる点も魅力です。X(旧Twitter)は低コストでの運用が可能な強力なマーケティングツールとなるでしょう。
自社ブランディングの確立・認知
X(旧Twitter)は、ブランド作りと知名度アップに役立ちます。目を引くコンテンツは、X(旧Twitter)の拡散力を借りて瞬く間に広がります。自社のコンセプトや提供情報を絞り込み、ブランドイメージを確立させましょう。
さらに、他のマーケティング施策と組み合わせれば相乗効果も期待できます。商品やサービスのファンが増加し、認知度向上にもつながるでしょう。
X(旧Twitter)でフォロワーやインプレッションを獲得する方法とは?
X(旧Twitter)では、人々が関心を持つコンテンツや役立つ情報の提供により、多くのインプレッションとフォロワーが獲得できます。SNS経由のアクセスは非常に重要です。
本章では、どのような情報発信でインプレッションを獲得できるかを知るために、以下について説明しています。
- どのようなアカウントで運用するか
- X(旧Twitter) botを作成しフォロバ・DM返信を自動化
- 画像や動画メディアを添付しエンゲージメント率が高める
順番に見ていきましょう。
どのようなアカウントで運用するか
X(旧Twitter)アカウントの運用方法は目的により異なります。
ブランディングや自社サービスの認知度向上を目指すなら、会社名や商品名でアカウントを作ります。
一方、情報が欲しくなるようなコンテンツに仕上げるなら、同一ジャンルの情報やライバル企業を提供するアカウント作成が良いでしょう。
例えば、オリジナルの化粧品を販売している会社なら「夏におすすめの美肌対策」などの投稿で興味を引き、フォロワーを増やします。その際、企業名や製品名を出さずに投稿するのがポイントです。フォロワーがある程度集まったら、自社ブランドの情報をそこに組み入れ最終的に自社サイトへと誘導しましょう。
X(旧Twitter)運用を始める前に、どのようなアカウントにしたいか目的をはっきりと決めてから、目的に合わせた運用をしていく必要があるでしょう。
X(旧Twitter) botを作成しフォロバ・DM返信を自動化
X(旧Twitter) botを使えば、時間と人手の節約が可能です。X(旧Twitter)の公式APIには、フォローバックやダイレクトメッセージへの返信といった操作を自動化できる機能があります。また「いいね!」の自動化も可能で、特定のキーワードを見つけて反応します。
例えば、目黒でカフェを経営しているカフェオーナーであれば「都内 カフェ 教えて」というキーワードでbotを設定してみるとよいでしょう。そのキーワードで投稿したユーザーへ、フォローやいいねの自動化設定で自社サイトへと誘導できる可能性があります。
X(旧Twitter) botは、時間と人手を節約しながら効率的な運用を実現するでしょう。
画像や動画メディアを添付しエンゲージメント率が高める
画像や動画を添付したツイートは、文字だけのツイートよりもユーザーの関心を引く効果があります。
商品や特別なコンテンツを伝える際には、パッと目につく印象的なメディアを添付すると有効です。視覚的な要素が加わわれば、情報が伝わりやすくなるため、積極的に利用しましょう。
一つのツイートでエンゲージメントを高めるためには、画像や動画の使用が重要な戦略となります。
まとめ
X(旧Twitter)のSEO効果について解説してきました。
Googleは、X(旧Twitter)でのシェアに直接的なSEO効果はないと明言しています。X(旧Twitter)のリンクにはnofollowメタタグが設定されているため、検索エンジンがリンクを評価できないためです。
しかし、コンテンツがシェアされブログ等で紹介されると間接的にSEO効果を上げる可能性があります。
X(旧Twitter)には以下のメリットがあります。
- ユーザーの「実際の声」を収集可能
- 低コストで運用可能
- 自社ブランディングの確立・認知
X(旧Twitter)を効果的に運用すれば、SEO効果だけでなく大きなビジネスチャンスを生み出せるでしょう。今後もX(旧Twitter)の機能や最新動向を把握し、柔軟に対応していきましょう。