SEOを外注するメリット・デメリットとは?業者の選び方も解説

自社のWebサイトのSEO対策を行いたいけれど、自社内では難しい、外注を検討しているWeb担当者の人はいらっしゃるでしょう。
SEOを外注した場合に行われる対策や費用、メリット・デメリットなどを解説いたします。
SEOを外注するメリット・デメリット

まずは、そもそもSEOとは何かについてや、SEO対策を外注するメリット・デメリットについてご紹介します。
どんな点に注意をすべきなのかなど、実際にSEOを外注するかどうかの、判断材料の1つとしてご確認ください。
SEOとは
そもそもSEOとは、Search Engie Optimizationの略で、検索エンジン最適化を指します。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あるキーワードで検索した際に上位に表示される、クリック率を向上させるなどの目標達成のために行います。
基本的にはGoogleに向けた施策が多く、ユーザーにとって有益であると判断されたサイトが、より上位へと表示される可能性があります。
自社が運営するサイトを多くの人に見てもらうためには、SEO対策が重要です。
外注するメリット1:自社で行うよりも施策の質が高い
まず、外注するメリットは自社でSEO対策を行うよりも、施策の質が高い点です。
知識を持った人材が豊富に在籍しており、蓄積したノウハウを活用して、より専門性の高いSEO施策を施してもらえます。
外注先を選定する場合は、自社と同じ業種に対応した経験がある企業を選ぶと、より高い効果を得られる可能性があるでしょう。
もちろん、対応経験が少ない場合でもSEO対策のプロである点は変わりないため、最新の状況に応じた施策を提案されます。
より専門性の高い施策の導入を希望する場合は、SEO対策は専門企業への外注がおすすめです。

\お気軽にLINEでweb集客無料相談実施中/
LINE登録後、いくつかの質問に入力頂ければ、担当者がご対応いたします。
チャットやzoomで相談を承っております!
外注するメリット2:Googleのアップデートに対応できる
SEO対策はトレンドや頻繁な検索エンジンのアップデートなどがあり、対応をするには時間や労力が必要です。
自社で全て行う場合は、情報の確認から施策のアップデートを導入すべきかどうかの検討まで、行う必要があります。
しかし、専門企業に外注した場合は、自社に必要なアップデート後の内容を含めた対策を立てられるでしょう。
早急に対応すべき内容か余裕があるかどうかなど、対策のタイミングなどの判断を行ってもらえる場合もあるため、自社での対策に不安がある場合は外注に頼りましょう。
外注するデメリット1:お金がかかる
SEO対策を外注した場合に発生するデメリットの1つは、お金が発生する点です。
自社で行った場合も当然費用は発生しますが、外注の場合はより多くの金額がかかってきます。
SEOは効果がすぐにわかるものではなく、中長期的に施策の導入と、結果の確認を行う必要が出てきます。
そのため、SEO対策の外注費用は、数十万円〜数百万円がかかる場合があります。
外注を依頼する場合はSEO対策にどの程度の費用をかけられるのか、導入したい施策の費用はどの程度かなどを検討したうえで決定しましょう。
外注するデメリット2:悪質な業者に騙される
外注した場合、必ずではありませんが、悪徳業者に出会ってしまう可能性があります。
例えばGoogleのガイドラインに違反した状態で、検索結果の上位を狙おうとするといった対応を行う会社です。
もし、悪徳な業者に依頼してしまった場合、一時的な効果が出る可能性はありますが、最終的にGoogleからペナルティを受けるでしょう。
さらに、サイト自体の評判も悪くなる可能性があり、会社の評判自体を下げる危険性も含んでいます。
外注先を選定する際は、慎重に検討しましょう。
【こんな会社は要注意】外注会社選び
悪徳業者に依頼をしてしまわないために、気を付けるべき点についても解説します。
以下のような内容を伝えられた場合は、契約はよく検討をしましょう。
- 「上位表示の保証」をしてくる
- コンテンツの「質」より量を重視する
- SEO施策のデメリットやリスクを説明せず契約しようとする
これらの内容を勧めてくる場合は、悪徳業者の可能性もあります。
自社に適したSEO対策を検討する場合は、複数の企業へ相談や見積もりを行い、1番適していると感じた企業へ依頼しましょう。
SEO外注にかかる費用相場とは?
実際にSEOを外注した場合の費用の相場について、ご紹介します。
一般的な費用相場なため、企業によって費用は変動します。
詳しい費用については、以下の表にまとめました。
SEO対策の外注費用(目安) | ||
サービス内容 | 外注費用 | 料金体系 |
SEOコンサルティング | 10万円〜50万円 | 月額固定報酬型 |
10万円〜100万円 | 一括支払い型 | |
内部対策 | 10万円〜100万円 | 一括支払い型 |
外部対策 | 1.5万円〜15万円 | 月額固定報酬型成果報酬型 |
コンテンツ対策 | 1000円〜10万円/1記事 | 一括支払い型 |
初期費用は5万円〜30万円ほどのため、同程度の金額の予算を確保しましょう。
SEO外注サービスの種類
SEOの外注先には具体的に、どのようなサービスを実施してくれるのか?といった疑問を感じている人もいるでしょう。
外注時の費用相場を知ったところで、ここからは、外注サービスの種類について詳しく解説をします。
SEO対策もコンサルティングや内部施策のみなど、主に4つに分かれます。
希望に近いサービスはどれか、以下を読んで確認しましょう。
サービス1:SEOコンサルティング
まずは、SEOコンサルティングです。
SEOを成功させるための総合的なサポートで、達成させたい目的に応じて、戦略設計や施策の提案を行います。
検索順位の上昇、クリック率の増加、認知拡大など、目的に応じて総合的にサポートしてもらえます。
現状のヒアリングから戦略設計、施策の実施と効果検証、その後の改善や戦略立案までを行います。
サービス2:内部施策
内部対策とはサイト内部を巡回し、情報を集めるクローラーが、より情報を読み取りやすい状態にするための手法をいいます。
サイト内部への施策を限定して行うため、コンサルティングよりも費用は抑えられるでしょう。
具体的な対策例については、以下の通りです。
- 画像の最適化
- 内部リンクの改善
- サイト構造の最適化
上記のような内容によって、サイトの内部を検索エンジンが読みやすい状態に整えます。
サービス3:外部施策
外部施策とは上記の内部対策とは反対に、外部リンクを獲得するために行うものを指します。
外部リンクの数はもちろん、サイトの質が重要です。
質の高い外部サイトから自社サイトのリンクを貼ってもらい、Webサイトの信頼性を高めると、より良いサイトと判断されやすくなります。
サービス4:コンテンツ制作
コンテンツ制作とは特定のキーワードで、検索結果の上位に表示されるような記事を作ってもらうサービスです。
コンテンツを制作する際は、検索ユーザーの疑問や悩みを解決するような「良質なコンテンツ」が重要になります。
競合の調査やキーワードの選定、SEOに対応したライティングなどの支援やアドバイスをもらえます。

\お気軽にLINEでweb集客無料相談実施中/
LINE登録後、いくつかの質問に入力頂ければ、担当者がご対応いたします。
チャットやzoomで相談を承っております!
Googleが推奨するSEOの外注先の選び方
外注先を選ぶにあたって、SEOに大きな影響を及ぼすGoogleの推奨する内容を確認します。
実際にSEO会社の選び方について、Googleのサポートガイド「Google検索セントラル」で、以下のように触れています。
- SEO 業者が提案する変更の実装を真剣に検討する
- SEO 業者の候補と面談する
- SEO 業者の信用照会先を調査する
- サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する
- 採用するかどうかを決定する
実際に企業と面談をする際には、過去の成功事例などを紹介してもらえるか、結果の予測や測定日、同業種での実績などを確認しましょう。
具体的な外注先の選び方
上記のGoogleが推奨する内容を踏まえて、具体的に外注先を選ぶ方法についてご紹介します。
SEOの外注先を選ぶ際は、以下の項目に注目してみましょう。
- 外注先との関わり方を決めておく
- 予算を決めておく
- 外注先との相性をみる
どんなに実績がある外注先でも、自社との相性が悪ければ、いい結果を得られない場合もあります。
まとめ
SEOとはSearch Engie Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。
外注した場合、専門知識を持った人材がいるため、自社で行うよりも質の高い施策やGoogleのアップデートに対応した施策を行ってもらえます。
しかし、外注の費用が高額になる場合もあり、自社に合った費用であるかや悪徳な業者かどうかの確認は重要です。
外注の費用は数万円〜数百万円かかる場合もあり、長期的な費用が発生します。
予算に応じて、コンサルティング・内部施策・外部施策・コンテンツ制作といった種類を選択しましょう。
外注先を選ぶ際はGoogleが推奨する内容を元に、自社との相性に合った企業を選ぶと、より良い結果につながる可能性があります。
認知を広めたい、検索上位を獲得したいといった目標に対して、質の高いサービスを提供している企業への外注を検討しましょう。