会社名が検索結果に出てこない|上位表示できない原因と対策について解説
「会社名で検索してもホームページが表示されない…」
「会社名検索で、上位表示される方法が知りたい…」
最近では、インターネット検索が情報収集の重要な手段となりました。
そのため、企業にとってホームページの検索結果での上位表示は、集客や売上向上のうえで欠かせません。
しかし、実際に自社の会社名を検索すると、思ったように上位表示されていないことに驚かれた方も多いのではないでしょうか?
本記事では、会社名が検索結果に出てこない場合や、上位表示されない場合の理由と対策について詳しく解説します。
本記事を参考に、より多くの顧客に見つけてもらえるように、サイトの状況を改善しましょう。
会社名が検索結果に出てこない理由
会社名が検索結果に表示されない主な原因は以下の2点です。
- 検索エンジンに認識されていない
- サイトのタイトルタグに会社名が設定されていない
会社名の検索結果で、上位表示に問題がある場合は、SEO対策の基本的な部分をチェックし、改善する必要があります。順番に解説していきましょう。
検索エンジンに認識されていない
サイトがインデックスされていないと、どれだけ優れたコンテンツがあっても検索結果に表示されません。
インデックスとは、検索エンジンのクローラーがWebサイトの内容を読み取り、検索エンジンのデータベースに登録することを指します。
新規サイトやアクセス数が少ないサイトでは、クロールされるまでの期間が長くなる場合があり、インデックスされるまでは検索結果に表示されません。
そこで、まずはGoogleにインデックスがされているかを確認しましょう。確認方法は以下の通り簡単です。
- 検索窓に「site:自社サイトのドメイン」と入力して検索
これで自社サイトのページが一覧表示されれば問題ありません。しかし、ページが表示されない場合は、インデックスされていないということです。
インデックスされていない場合は、後述する「サーチコンソールからインデックスリクエスト」をおこないましょう。
検索エンジンが認識することが、会社名での検索で上位表示させるための大前提となります。
サイトのタイトルタグに会社名がない
会社名がサイトのタイトルタグに設定されていない場合、検索結果に表示されない原因となります。
タイトルタグとは、Webページのタイトルが記載されるHTMLタグを指します。
たとえば、自社サイトのトップページであれば、ソースコードの上部の<head>にタイトルタグがあり、その中に「◯◯株式会社」といった社名が記載されているはずです。
しかし、タイトルタグに会社名が設定されていない場合、検索エンジンはそのページが誰のサイトであるかを正確に認識できません。
しかしながら、会社名を必ずHPのタイトルに使用しなければならないというわけでもありません。多くの企業は、ブランドHPを作成した際、会社概要ページを別に作成することがあります。その会社概要ページのタイトルに会社名が含まれていれば問題ありません。
会社名で検索上位表示されない理由
会社名が検索結果には出てくるものの、上位に表示されない場合は、以下の理由が考えられます。
- 同名の会社がある
- 会社名がSEOに適していない
会社名自体に原因がある場合は、別の対策が必要になります。順番に説明しますので、確認してみましょう。
同名の会社がある
同じ社名の企業が複数ある場合、会社名検索での上位表示は難しくなります。
なぜなら、検索エンジンが候補の中からより適切なサイトを選ぶために激しい競争となり、検索結果に埋もれてしまうためです。
特に以下のような社名には注意が必要です。
- 一般的な「名字」が社名に入っている
- 知名度の高い企業と同じ社名
たとえば「田中」や「佐藤」などの一般的な名字が社名に入っていると、全国に同名企業がたくさん存在する可能性があります。
その場合、SEO対策に優れた企業サイトが上位表示されます。
また、知名度の高い有名企業と社名が重なる場合も、自社サイトの上位表示は極めて難しくなるでしょう。
なぜなら、検索エンジンは信頼性の高いサイトを優先的に表示する傾向があるためです。
同名の会社がいる場合の対策としては、「地域名+会社名」「業種+会社名」などの組み合わせキーワードで上位を狙う方法が一般的です。
さらに、コンテンツの質を高めるなどの基本的なSEO対策も欠かせません。
ただし、同じ社名が全国に多数存在する場合は、会社名の変更も検討する必要があるでしょう。
会社名がSEOに適していない
「会社名がSEOに適していない」場合、会社名で検索しても上位表示されない原因になります。特に、以下のような会社名の場合では、検索結果に埋もれてしまい、自社のホームページを見つけてもらえなくなります。
- 一般的な「単語」や「フレーズ」の社名
- 「英単語」を使った社名
たとえば、会社名が「おにぎり」だった場合を考えてみましょう。「おにぎり」で検索しても、検索結果にはおにぎりのレシピサイトや販売店ばかりが表示されます。
おにぎりで検索されるよりも、よほど、自社のホームページの需要が高くなければ上位表示は不可能です。英単語の場合も、意味を調べるユーザーの方が多くなるでしょう。
このように、世の中に知れ渡っているような一般的なキーワードを会社名にしている場合、検索結果での上位表示は非常に難しくなります。
会社設立時や、社名変更時には、SEOの観点からも検討し、自社らしさを表現しつつも、検索されやすい会社名を選ぶことが大切です。
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会社名が検索結果に出てこない場合の対策
会社名が検索結果に表示されないままでは、集客や売上げへの悪影響が避けられません。
そこで、本章では、以下の3つの対策の実施をおすすめします。
- サイトのタイトルに社名を入れる
- サーチコンソールからインデックスリクエスト
- 被リンクの獲得
わかりやすく解説しますので、順番にみていきましょう。
サイトのタイトルに社名を入れる
まず、1つ目の対策として、サイトのタイトルには必ず社名を入れておきましょう。
検索エンジンはタイトルタグをもとに、ページの内容を判断しています。
そのため、タイトルタグに会社名を入れておけば、そのページが自社に関連するものであると認識してくれます。
さらに、タイトルに自社のサービスや商品を簡単に含めると、ユーザーにもよりわかりやすくなるでしょう。
たとえば「株式会社◯◯|おいしいパンの通販サイト」という形で、会社名とページの内容を簡潔に記載するのがベストです。
タイトルタグは以下のように記載します。
- <title>株式会社◯◯|おいしいパンの通販サイト</title>
会社名だけでなく、主要なキーワードもタイトルタグへ含めると、検索にもヒットしやすくなります。
タイトルタグに会社名を明記しておけば、検索エンジンが自社を認識するため、上位表示を目指せるでしょう。
サーチコンソールからインデックスリクエスト
2つ目の対策は、Googleサーチコンソールを使ったインデックスリクエストです。
Googleサーチコンソールとは、Googleが提供するWebサイト運営者向けの無料ツールです。
サイトの検索パフォーマンスを確認しながら、問題の特定と改善を行えます。
サーチコンソールから「インデックスリクエスト」を送信すれば、Googleにサイトのクロールとインデックスを促せます。
インデックスリクエストの方法は、以下の4ステップです。
- Googleサーチコンソールにログイン
- 左のメニューから「URL検査」を選択
- インデックスリクエストを行いたいURLを入力
- 「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリック
通常、数時間から1週間程度でサイトがインデックスされます。ただし、リクエストが必ず承認されるわけではありません。
インデックスリクエストの他にも、サーチコンソールはクリック数や検索クエリの把握など自社サイトの分析にも役立ちます。
会社名の検索上位表示に向けて、ぜひ活用していただきたいツールです。
被リンクの獲得
3つめの対策は、被リンクの獲得です。
被リンクとは、他サイトから自社サイトへ貼られたリンクを指し、検索エンジンがサイトの信頼性や権威性を判断する重要な指標となります。
質の高い被リンクを多く獲得できれば、検索エンジンから自社サイトの価値を認めてもらえます。
被リンクを獲得するためのおすすめの方法は以下の5つです。
- 独自性や専門性のある有益なコンテンツの作成
- ユーザーニーズに応えるコンテンツの作成
- シェアボタンの設置
- ブログやSNSで積極的に情報発信
- プレスリリースの配信
良質なコンテンツは、記事に共感し、価値があると感じたユーザーからの被リンクが自然に獲得できます。
さらに、SNSやプレスリリースを活用した被リンク獲得も大切です。
記事にシェアボタンを設置すれば簡単にシェアできるため、SNSなどで拡散されやすく、被リンク獲得にもつながるでしょう。
会社名で検索上位表示されない時の対策
会社名で検索上位表示されない場合の対策方法を2つ紹介します。
- 指名検索を増やす
- 社名の変更または通称名やブランド名をつける
順番に解説しますので、みていきましょう。
指名検索を増やす
会社名で上位表示させる対策のひとつが、指名検索の増加です。
指名検索とは、ユーザーが直接会社名を入力して検索することを指します。
指名検索が多いほど、検索エンジンは「この会社名とサイトは関連性が高い」と判断し、検索結果で上位表示してくれるのです。
指名検索を増やすためには、会社名の認知度向上が大切です。認知度を高めるためのおすすめの方法を2つ紹介します。
- SNSの活用
- Web広告の出稿
特に、SNSの活用は拡散力が高いため非常に有効です。まず、FacebookやX(旧Twitter)、Instagramなどで定期的に情報を発信し、フォロワーを増やします。
さらに、自社の製品やサービス、キャンペーン情報の発信や、有益なコンテンツを発信すれば、自社に対して興味や関心を持ってもらえるでしょう。
指名検索を増やすには、SNSや広告を効果的に活用し、潜在顧客に会社名を知ってもらうことが重要です。
指名検索が増えれば、検索結果で上位表示のチャンスが大幅に向上します。
SNSやWeb広告を効果的に活用し、積極的な情報発信で、多くの人に会社名を覚えてもらいましょう。
自社の魅力を存分に伝え、顧客との信頼関係を築きながら、上位表示を目指しましょう。
社名の変更または通称名やブランド名をつける
社名が一般的な単語を含むなど、SEOに適さない場合は、その名称を変更することで検索上位を狙いやすくなります。
たとえば、会社名が「あじさい」の場合、検索結果では、あじさいの育て方や観光名所ばかりが表示されます。
その場合は、会社名での上位表示はかなり困難となるため、わかりやすく、検索されやすい社名への変更も検討したほうがよいです、
ただし、社名変更には労力とコストがかかるため、通称名やブランド名をつける方法がおすすめです。SEOに適した別の名称を設定すれば、上位表示を目指せます。
検索結果での上位表示には、ユーザーにとってわかりやすく、他と混同されない名称が必要です。状況に合わせて最適な選択で、検索上位表示を狙っていきましょう。
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まとめ
会社名が検索結果に出てこない、または上位表示されない理由とその対策について解説しました。まずは検索エンジンにサイトが認識されているかを確認し、適切に対策する必要があります。
主な原因としては、同名企業の存在や、会社名自体がSEOに適切でない場合が考えられます。対策は状況に応じて使い分ける必要があります。
今すぐできる対策
- サイトのタイトルタグに社名を含める
- Googleサーチコンソールからインデックス登録のリクエスト
今すぐには無理でも有効な対策
- 良質な被リンク数を増やす
- SNSや広告の活用で認知度を上げ、指名検索を増やす
- SEOに適した社名への変更の検討
このように、会社名の検索上位表示に向けては、さまざまな側面から対策を実施する必要があります。
本記事で紹介した方法を参考に、一つひとつ丁寧に取り組み、より多くのユーザーに自社の存在をアピールしましょう。
上位表示でお悩みの場合や、さらに詳しいSEO対策については、お気軽にaidaimへご相談ください。