ドメイン費用の相場はどのくらい?取得や維持にかかる費用を解説
「ホームページに必要なドメインって何?」
「ドメイン名を取るのにいくら必要?」
WEBサイトの立ち上げ時に、ドメインが必要だと聞いたけど、いったい何なのかイマイチわかっていない方もいるでしょう。
ドメインとはインターネット上の住所を表し、WEBサイト立ち上げ時に必ず必要となります。新規登録費用と、年間の維持費が必要です。
本記事では、ドメインの相場や費用が発生するタイミングなど、ドメインについて詳しく解説しています。。
ぜひ最後までお読みください。
ドメインの費用は2種類
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。私たちが家に行くために住所を使うのと同じで、コンピュータがWEBサイトを見つけるためにドメインが必要となります。
ドメインは、実際にはコンピュータが理解できる数字の組み合わせ(IPアドレス)に対応しています。しかし、私たちが桁数の多い数字を覚えるのは難しいため、ドメインとして使っているのです。
ドメインを取得するためには、2種類の費用が発生します。
- 初年度の取得費用
- 2年目以降の維持費
では順番に説明していきましょう。
初年度の取得費用(新規登録)
ウェブサイトの設立時には、独自ドメインの取得が必要です。この時に必要となるのが「初年度の取得費用」です。
取得費用は、ドメインの種類(「.com」「.net」「.jp」など)や業者によって異なります。しかし、一度支払えば一年間そのドメインを使用する権利を得られます。
人気のあるドメインや、過去に実績のよかったWebサイトが使用していた中古ドメインなどは、価格が高くなるでしょう。
ドメインの初年度の取得費用とは、独自ドメインを取得する際に必要な登録費用です。ドメインの種類や登録業者により料金は異なるため、比較検討しましょう。
2年目以降の維持費
ドメインは新規登録時以外にも、取得したドメインを維持するための費用が必要です。
一般的には年間契約が基本です。しかし、2〜3年の長期契約が可能な場合があります。割引などがあれば、検討してみるとよいでしょう。
よくある失敗例として、希望したドメインの新規登録費用が格安だった場合に、維持費が高く設定されていることです。維持費は毎年発生するため、高くては大変です。初期費用の安さに飛び付かず、維持費も必ず確認しておきましょう。
共有ドメインと独自ドメインのメリット・デメリットとは?
ドメインには、共有ドメインと専用ドメインがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
本章では、共有ドメインと独自のドメインの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて解説しています。
順番にみていきましょう。
共有ドメインとは
共有ドメインとは、サービスの運営会社が所有している一つのドメインを、複数のユーザーが使用するドメインを表します。
わかりやすく例えると、共有ドメインはマンションのようなものと考えてください。一つの住所(ドメイン)を複数の住民(ユーザー)が共有しているのです。
Gmailの「gmail.com」は一般的には共有ドメインとは言われていません。しかし、同じドメインを多くの利用者が共有している点から見れば、共有ドメインと考えられるでしょう。
共有ドメインのメリット
共有ドメインの最大のメリットは「無料で利用可能」な点です。
なぜなら、サービスの運営会社がドメインの費用を負担しているため、ユーザーは何の負担もなく利用できるのです。
さらに、アカウント登録さえすれば、誰でも簡単にブログやサイトが立ち上げられるという手軽さにも魅力があります。
共有ドメインはそのコストパフォーマンスの高さと便利さから、多くのユーザーに利用されています。
共有ドメインのデメリット
共有ドメインのデメリットは、主に以下の3つです。
- サービス終了によるデータ消失
- 他社の広告が強制表示
- ドメイン名を選べない
サービス自体が終了した場合、そのドメインで行われていた全ての活動が無くなってしまうリスクがあります。
他社の広告が強制的に表示されてしまいます。無料で提供されるサービスでは、広告収入が運営費用の一部を補っているため、ユーザーはその表示を避けられません。
さらに、サービス提供者の規定に従わなければならなかったり、好きなドメインを選べなかったりなどのデメリットがあります。
共有ドメインは自由度が限られてしまうでしょう。
独自ドメインとは
独自ドメインとは、自分だけのオリジナルなウェブアドレスが持てるドメインです。自分自身や企業、サービス、ブランドなどをドメインに入れられます。
例えば、会社名が「イロハ」だった場合、独自ドメインとして「iroha.co.jp」が取得ができます。ドメイン名だけで会社名が一目で理解でき、非常にわかりやすくなるため、企業やブランドにとっては重要でしょう。
共有ドメインがマンションのようなものなら、独自ドメインは一軒家です。一つの住所(ドメイン)に家族だけ(自社や社員)が住んでいると考えるとわかりやすいでしょう。
独自ドメインのメリット
独自ドメインのメリットは3つあります。
- 信頼感が高まる
- 継続する限りずっと使える
- SEO対策に有利
独自ドメインは、自分のブランドや社名などをアピールできるため、覚えてもらいやすくなります。ドメイン契約を続ける限り、ずっと使い続けられるため、WEBサイトの安定性も保たれるでしょう。
さらに、ドメイン名にキーワードを入れると、検索エンジンで上位表示されやすく、SEO対策にも有利です。
独自ドメインはビジネス成功への第一歩となるでしょう。
独自ドメインのデメリット
独自ドメインには、2つのデメリットがあります。
- 毎年維持費がかかる
- 準備に手間がかかる
年間約1,500円程度の維持費がかかります。更新を忘れるとドメインの所有権を失う恐れがあるため、自動更新の設定をしておくとよいでしょう。
準備には少し手間と時間が必要です。ドメインを機能させるためには、自分でサーバーやホームページと紐づける作業が必要となります。
独自ドメインのデメリットを理解して、ドメイン選びを慎重に行いましょう。
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ドメインの取得費(新規登録費用)と維持費の相場
ドメインには「新規登録費用」と「維持費」2つの費用がかかります。
新規登録費用は、初年度にドメインの所有権を得るためにかかる費用です。一方、維持費は、2年目以降にドメインの所有権を継続するために必要な費用です。
本章では「新規登録費用」と「維持費」の相場について解説しています。順番にみていきましょう。
ドメインの取得費(新規登録費)
ドメインの新規登録費用は「.com」や「.jp」など種類により異なります。一般的なドメインは、おおよそ1,000円から2,000円が相場です。キャンペーン中なら、0円〜100円で登録できる場合もあるため、チェックしておきましょう。
ただし、ドメインを決める際は、初期費用だけでなく、毎年かかる更新費用も考慮することが大切です。
ドメインの種類はたくさんあるため、費用とともに自分のニーズに合ったドメインを選んでください。
本記事では、Xserverドメインで契約した場合の新規登録費用について解説します。
Xserverドメインでのドメイン取得費用(2023年7月9日時点)
ドメインの種類 | 取得費用 |
.com | 1円 |
.net | 1円 |
.jp | 1〜350円 |
.tokyo | 1,298〜3,102円 |
.store | 328円 |
.org | 946円 |
.info | 308円 |
.biz | 3,828円 |
ドメインの更新費
ドメインの更新費用は、基本的に年に一度発生します。相場はドメインの種類やサービス業者により異なり、2〜3年の一括契約により、年間費用が割引される場合もあります。
新規登録費用が安いドメインでも、更新費用が高額に設定されている場合があるため、契約前には必ず更新費用を確認しておくことが重要です。
本記事では、Xserverドメインで契約した場合の1年更新時の費用について解説します。
Xserverドメインでのドメイン更新費用(2023年7月9日時点)
ドメインの種類 | 更新費用 |
.com | 1,298円 |
.net | 1,518円 |
.jp | 1,298〜3,102円 |
.tokyo | 1,298〜3,102円 |
.store | 6,468円 |
.org | 1,518円 |
.info | 1,628円 |
.biz | 3,828円 |
まとめ
「ドメイン」や「ドメイン費用の相場」について解説してきました。ホームページを作成するには、ドメインが必要です。
ドメインとは、インターネット上の住所です。コンピューターは、ドメインがなければ、あなたのサイトを見つけられません。
ドメインには2種類あり、メリット・デメリットがあります。
- 共有ドメイン:無料で簡単に取得できる反面、自由度が低い
- 独自ドメイン:費用がかかる。社名やブランド名をアピールできる
ドメインを取得するには「初年度取得費用」「維持管理費」の2つの費用がかかるため、理解しておきましょう。
ドメイン取得におけるメリット・デメリットをしっかりと把握したうえでのドメイン選択が重要です。自分のビジネスや目的に最適なドメインを選び、WEBサイトを運営しましょう。