内部リンクが多すぎるのはSEOに悪影響なのか?最適な数はいくつ?
「内部リンクはたくさん貼った方がいいのか?」
「SEOに効果的な内部リンクはどう貼るのか?」
サイト制作者なら、そういった疑問を抱えている方も多いでしょう。また調べるうちに、過剰な内部リンクがSEOに悪影響を与えると目にした方もいるのではないでしょうか。
結論をお伝えすると、内部リンクの数に決まりはなく、たくさん貼ったからといってSEOに悪影響は与えません。必要であれば、多すぎても問題はないのです。
ただし、ただやみくもに貼るのは絶対にやめてください。
本記事では、以下について詳しく解説しています。
- 内部リンクの貼りすぎはSEOに逆効果なのか?
- 最適な数はいくつなのか?
さらに、SEOに効果的な内部リンクの貼り方も紹介しています。これから内部リンク施策を進める方や、見直しを考えている方は、ぜひ最後までご覧いただき、参考になさってください。
内部リンクの貼りすぎはSEOに逆効果?
内部リンクは、Webサイト内のページ同士を結びつけるリンクです。SEOにおいては、内部リンクの適切な活用により、検索エンジンからの評価を高められます。
インターネットで調べていると「過剰な内部リンクはSEOに悪影響」だと述べられています。
では実際はどうなのでしょうか?
本章でわかりやすく解説していますので、順番にみていきましょう。
無効化される
インターネットで調べていると「内部リンクの貼りすぎはSEO悪影響」と説明しているウェブサイトをよく見かけませんか?
しかし、実際には内部リンクの数が多くても、順位に影響することはありません。ただし、SEO評価が無効化される場合はあります。
無効化されるとは、ある一定の数から順位の変化がなくなるという意味です。つまり、内部リンクを増やしても、それ以上の効果が出ないという状態になります。
ただし、低品質な関連性の薄い内部リンクを貼ると、SEOに悪影響を与えるため、その点は気をつけましょう。
特にペナルティはない
ほかのウェブサイトでは「内部リンクを過剰に使うとペナルティを受ける」と主張されています。
しかし、実際にはそうしたペナルティは存在しません。前述した通り内部リンクが多くても、無効化されるため、ペナルティはないのです。
しかし、ペナルティに関する明確な定義は曖昧なため、ウェブサイトの管理者間での認識に差があるのも事実です。
それでも、内部リンクの数に関して過度に悩む必要はありません。
重要なのは、リンク自体の品質と、それらが設置される適切な場所の見極めです。高品質なリンクと適切な配置でサイト評価を向上させましょう。
内部リンクの最適な数は?
内部リンクを多用しても問題はないと前述してきました。では、内部リンクの最適な数はいくつなのでしょうか?
結論をお伝えすると「不自然でなければ何個でも良い」というのが答えです。
大切なのはユーザビリティを損なわないことで、ユーザーにとって必要と判断される量が最適とされています。
Googleはリンクの数について次のように述べています。
1 ページあたりに含まれるリンクの数に関して、理想的な値というものはありません。ただ、リンクの数が多すぎると感じる場合、実際にそうである可能性が高いと言えます。
Google のリンクに関するベスト プラクティス
Googleは、ページ内のリンク数に明確な基準はなくとも、多すぎると感じる場合はユーザーも同様に感じていると述べています。つまり、あなた自身が多いと感じた場合は、リンク数を調整した方がよいでしょう。
重要なのは内部リンクが自然な形であり、質が高いことです。不自然で品質の低い内部リンクはGoogleに嫌われ、またランキング操作を目的とした行為はペナルティの対象となります。
内部リンクの数よりもその質と自然さに注意を払い、適切な配置しましょう。
SEOに効果的な内部リンク設置方法
SEOの最適化を進めるうえで、内部リンクの設置は欠かせません。しかし、ただリンクを増やすだけでは効果は限られます。
そこで重要となるのが、記事同士の関連性をしっかりと把握し、適切なアンカーテキストでのリンクの設置です。
また、内部リンク管理表を作成し、リンクの状態を一覧で把握すれば、効果的に内部リンクの最適化がはかれます。
それでは、それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。
記事同士の関連度を調べる
SEO内部リンクを効果的に活用するためには、記事同士の関連度の調査が重要です。
関連度の高いページを内部リンクでつなぐと、クローラーが巡回しやすくなり、ページ同士の評価が上がります。また、ユーザーにとっても、知りたい情報にたどり着きやすくなり、ユーザビリティの向上にもつながります。
共通キーワードやテーマを元に関連コンテンツを探してください。ユーザーの検索意図を踏まえた内部リンクの設置を心がけると、ユーザーにとって価値あるコンテンツ作成ができるでしょう。
アンカーテキストでリンクを設置する
アンカーテキストは、ユーザーと検索エンジンの両方にリンク先の内容を伝える役割があります。
アンカーテキスト使って内部リンクを最適化するには、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
- リンク先のキーワードを含める
- リンク先の内容をわかりやすく表現する
- ユーザーがクリックしたくなるような工夫をする
- 適切な場所に設置する
これらのポイントをおさえておけば、ウェブサイトのユーザビリティを高め、SEO効果も同時に向上させられます。その結果、ユーザーのアクセス数が増え、検索エンジンからも評価される魅力的なページができあがるでしょう。
内部リンク管理表を使う
内部リンクを効果的に管理するなら、ExcelやGoogleスプレッドシートを活用して管理表を作成してみましょう。
記事の公開日、タイトル、カテゴリー、キーワードなど、重要な情報を一覧で管理できるように作成します。そうすれば、内部リンクの把握はもちろん、将来的なリライトの際にも役立つはずです。
さらに、Googleアナリティクスを使用してアクセス数などのデータを追加すれば、より細かい分析を行えます。これにより、ウェブサイトの品質を一層高められるでしょう。
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まとめ
内部リンクが多すぎるとSEOに悪影響を与えるのかについて解説してきました。
内部リンクが多すぎても、SEOに悪影響を与えたり、Googleからペナルティを受けたりすることはありません。増えすぎたリンクは無効化され、ある一定の段階から順位に変化がなくなるだけなのです。
しかし、それは高品質なリンクが対象です。低品質や関連性のないリンクの設置はSEOに悪影響をあたえるため、注意してください。
効果的に内部リンクを設置するには、以下の2つのポイントを確認しましょう。
- 記事同士の関連度を確認
- 適切なアンカーテキストを使用
内部リンク管理表を作成して、サイト全体の構造の把握も大切です。
ユーザビリティを重視したコンテンツ作りと、効果的な内部リンクの活用が、SEO成功へとつながるでしょう。